2019-03-14 第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
○国務大臣(根本匠君) 女性職員の昇任差別に関する訴訟については、現在係争中でありますから、私からのコメントは差し控えたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 女性職員の昇任差別に関する訴訟については、現在係争中でありますから、私からのコメントは差し控えたいと思います。
昨年は男性の取得者は〇・八%の四十四名ということなんですけれども、私、その記事を見まして、ここに持ってまいりましたのは「公務員のための育児休業ハンドブック」、これは人事院の育児休業制度研究会が編集されたものなんですが、ここには男性も女性も育児休業を取得しても昇任差別はない、こう明確に書いてあるんですね。だから差別扱いはないというふうに私は思うんですが、人事院総裁、それでよろしいでしょうか。
「所属組合による八級ポスト昇任差別実態」と上に書いてあると思います。 その表は、八級ポストにつく最低条件がある職員について調べてみたわけです。一番左側に男性職員という欄があります。この欄の一番左側が標準年齢となっておりますが、その欄のちょうど中ごろになります五十一歳、二十六期生であります。
ここに全国税労働組合が一九八九年一月に調べた「組合所属による八級以上のポスト・昇任差別の突先調査」というのがあります。これを見ると、とにもかくにも十期から十四期まで、昭和二十五年採用から昭和二十九年採用については全国税組合員も八級ポストに若干ついておりますが、その比率は全国税組合員以外に比べるとはるかに少ない。
それで、続いて次の問題でございますが、私は今、大阪国税局など六つの国税局での組合所属による八級以上のポスト昇任差別の実態という表を持っております。これはちょっと私申し上げますのに、大臣にも見ておいていただいた方がわかりやすいと思いますので……。(資料を渡す)
だから、こういうことからすると明らかに全逓、全郵政という労働組合の所属の関係で昇任差別をしているとしか考えられないじゃないですか。そしていまもまだ主任が一人、庶務会計で空席なんですね。これもどれくらいまた空席のままにしておかれるのか。
「二、労働組合別に、その所属によって人事、賃金、昇格、昇任差別、その他の職場八分をすみやかにあらためます。そのために、全基労中央および各支部と協議し、早急に解決することを約束します。三、職場を民主的な明るいものにするために、思想・信条にもとづく差別は一切せず、職員の思想・信条の自由を認めます。基金は、共産党員、民主青年同盟員などの所属による一切の差別はいたしません。
私は、集配課に昇任差別の例があるような気がする。しかし、これはあなた方にひとつあとで私は報告をいただきたいと思うのです。だけれども、私が考えたら、これは昇任差別の、つまりあなたがここにうたっておることとはうらはらのようなことが行なわれているような気がするから申し上げます。小沢文雄君です。この際名前を申し上げます。四十五年四月まで集配分会の副分会長だった。
そういうことを考えてみれば、つまりいまの格差、差別昇任、差別昇格といいますか、そういうことがあり得るということが類推できますよ。つまり社会通念からいえば。あなたはそうお思いでありませんか。これは一体どうなんです。